#整体院 #ホームページ制作 #整体院の集客できるホームページ
整体院のホームページ制作。2023年 集客の新常識。
整体院のホームページ制作。集客はそうやっちゃダメ。
10年前の手法でホームページ制作を考えている整体院や整骨院さんがおられるので少しだけ聞いてください。そのホームページの作り方だと2023年現在まったく集客できません。(2023年6月 追記修正しました)
※整体院、整骨院、鍼灸院、治療院さん・・便宜上「整体院」として表現しております。
整体院のホームページ制作における2つの問題点。
本題ですが、
整体院さんのホームページ制作。
ホームページ上で「何を」根本改善しないといけないと言っていますか?
辛い症状を、でしょうか?
つまり、仕事や家事が手につかないほど「辛くて辛くて困り果てている人」に話しかけていますか?
そこをはっきりさせたほうがいいのですが、
そんな人いないといいますか、
ゴマンとある整体院さんを食べさせていくほどはいないです。ゼロとは申しませんが、せいぜい今来ている程度の数だと思います。 叫んでも分母は増えません。
ヨガ、ピラティス、ストレッチ、パーソナルジム、運動療法、眼精疲労マッサージ、、そういった健康ブームもありますし、
YouTubeやインスタを見れば、肩こり体操や筋膜はがしなどいくらでも自宅できるセルフケアが見つかります。
加えて整体院、整骨院、治療院さんの乱立。
「辛くて辛くて困り果てている人」っていうのは本当に少ないです。砂漠の真ん中で叫ぶようなもの。
スピーカーのボリュームをいくら大きくしても、いないものはいないので集客につながることはありません。
また、ホームページで「根本改善や根本治療」といったことを叫んでしまっては、ライトな感覚で整体院さんを探している人にとって「特別なことをする整体院なのね(私には関係ないわ)」となってしまいますし、根本治療といったことを言われると何か月かかるねんとも思っちゃいます。どうせ引っ張られるんだろうなっていうマイナスの感情。
整体院を探している人は、日常生活がままならないほど困っている人ばかりではありません。
現状が、
軽い症状の人が多く来院しすぎて「根本治療が必要な人」を見てあげることができない、だから本当に困っている人を優先してみてあげたい、というのならわかりますが、そもそも集客で困っていて、集客アップが目的で「根本治療」を叫ぶことは本末転倒と言えます。
長く通ってくれそうな辛い症状の人を集め、リピート率を高めたいのはわかりますが、それは「利用者で溢れかえっている現状があるなら」そういったことも視野に入れましょうという話にすぎません。
まずは閑古鳥が鳴いている状況から脱却し、利用者さんで溢れかえる(活気ある)整体院にすることが先ではないでしょうか?
それを実現するために一番邪魔しているのは「根本治療」「根本改善」を叫ぶことなので注意されてください。
整体院のホームページ制作。主眼を変えよう。
一度、目的を整理してみましょう。
根本治療がしたいのでしょうか?
それとも集客アップがしたいのでしょうか?
「根本治療が必要な利用者層」を捨てろといっているわけではございません。主眼の置き方、アプローチの問題、そのキャッチコピーの書き方、ターゲット設定といったホームページ構成に問題があるだけです。
アドバイスというと恐縮ですが、私たち外部の人間から「整体院さんのホームページ」を見ていると、さすがにそれだと集客出来ないよ、、っていうポイントがいっぱいです。本気でそれ言っている?と思えるキャッチコピーを見かけることもあります。
ホームページ制作会社様に勧めらた構成でしょうか?
それで集客できていた時期があったのであれば成功だったのかもしれませんが、10年ひと昔です。ネットの世界は3年ひと昔。集客できるホームページに修正しましょう。
集客にお困りの整体院さんは、ホームページのキャッチコピーこそ根本改善してみてください。
↓
■根本治療、根本改善
■他院でダメだった方は当院へ
■たくさんのお客様の声
■必ず~
■早期回復~
■たった一回で変化を実感~
整体院のホームページ。60代は見ていない問題。
また、60代~の方は、整体院のホームページを見ていません。
旅行サイトや食べログ、ホットペッパーなど、自分の趣味や楽しみのためには積極的にみますが、基本的にパソコンやスマホから離れたがっている年代でして、整体院さんのホームページはまず見ないです。もうどこへ行っても一緒と思っている節もありますので。
なので整体院さんのホームページは、そもそも30代40代50代といった情報豊富な現役世代への広告である理解が必要です。これを理解できていない整体院さんが多いです。
なので、
整体院さんのホームページ制作は、30代40代50代といった現役世代をターゲットにする必要があります。(ホームページの話です。チラシは違います)
30代~といった現役世代の人たちは「適当なキャッチコピー、誇大広告ホームページ」にとても強い拒絶反応があります。美容、痩身、コスメ、ダイエット、ホワイトニング、ヤニ取り、、、めちゃくちゃな誇大広告時代なので、ホームページのダメなところを見抜くプロを相手にしていると思ってください。
その観点からも「根本治療」っていう言葉は最悪です。
整体院さんのホームページですが、
世間の反応はおよそこんな感じです。
↓
・根本治療なんてできるわけないやん
・みんなに効果あるわけないやん
・お客様の声をたくさん載せてうさん臭い
・他者よりうちへという人間性に嫌悪感
・小さい文字で個人差があります表記(汚いことするなよという反感)
iPhoneが日本に初登場したのは2008年、15年も前の話となります。
情報の「質・量・伝達速度」がすごい15年間でした。
部位転がしなんて誰でも知っている怖い時代。
わざわざ注意する人はいないと思いますが、医者でも無理な「みんなに効果ある根本改善」なんてセリフはココロの中ではドン引きしている世代です。
いたるところで誇大広告の整体院はディスられていますし、事実、景品表示法違反のニュースもたびたび報じられております。お客様の声なんて無理矢理かかされているだけだろって思われています。先生のところは違うかもですが世間のイメージはそうです。
整体院さんのホームページは、根本治療といった誇大表現が、本当に大きく集客の邪魔をしています。
整体院を始めたころの原点に戻りませんか?
現状はライバル店が多すぎです。
(根本治療ばかりを叫ぶ整体院が多いという意味)
先生の現状の思考回路のまま、ホームページを少し修正加筆したところで、他の整体院さんのお客さんを横取り出来るかというと、それもまた現実的には不可能でしょう。それをするにはあまりにもライバル店が多すぎます。
タクシーの運転手さんですが、都心部では、いま普通に月収70万円ぐらいは稼げることをご存じでしょうか?努力せずというと怒られますが、コロナでたくさんのドライバーさんが辞めたからです。
そうなんです。
商売は本来「望まれるもの」「必要とされること」を提供することに価値があります。
現状の整体院さんのホームページは、「少々ごり押ししてでも、誇大広告になったとしても」のような焦燥感さえ感じます。
なんとかして「売ろう」とするのではなく、
そのゴリ押しをやめて「自然とみんなが集まってくる」そんな地域密着の整体院を目指しませんか? 本来、それが先生が目指したかった形ではないでしょうか?
一度、頭の中を白紙にしてみてください。
仮定でかまいませんので「根本治療」が必要なほど困っている利用者層はいないと思ってみてください。ゼロです。その状態で今の先生のホームページを読んでみてください。違和感だらけだと思いませんか?
集客できる整体院のホームページ制作は
レッドオーシャン市場(激戦区)は捨てて、ターゲットを変更しブルーオーシャン市場に参入しましょう。
根拠なく「他店より当店が優れている」アピールを差別化とは言いません。ターゲットを変えることを差別化といいます。 嗅覚の鋭い整体院さんの多くはすでにそちらを向いています。
整体院のホームページ制作。まとめ。
根本治療なんてことをいうので、
30代40代50代といった現役世代の利用者層に↓
■おじいちゃんおばあちゃんが行くところ
■そしてそのおじいちゃんおばあちゃんはホームページを見ない
■原因不明の難病で困っている人が行くところ
こう思われてしまっているホームページの改善。「根本治療」「他院でダメだった方」といったまるで不治の病の人がいく専門の整体院みたいな表現をやめましょう。そういう表現は違和感しかありません。
ホームページ集客の極意は「情報豊富な現役世代」に受け入れられるかどうかです。おじいちゃんおばあちゃんを丸めこむためのツールではございません。一言一句、気を使った表現を。
松下幸之助は、扇風機の「がい盤」制作/販売で儲けました。しかし売れなくなったらあっさり電池式のランプ販売に切り替えました。市場に合わせてターゲットを変えなければ、松下幸之助ですら生き残れませんでした。
遅くないですから変わっていきましょう。
- 60代はホームページを見ない。現役世代(30代40代50代)へのアプローチであることの理解
- 現役世代は誇大広告に強い拒否反応がある
- 辛い症状で困っている人はいないと思ったほうがいい。ターゲットを変える
- 誇大広告は法律どうこうじゃなく「売れない」現実を見る。
- 誠実感のある現役世代に通じるキャッチコピーを。
このあたりのことに共感頂ける整体院さんであれば、ホームページ制作の部分でご協力できることが多々ございます。根本治療といった大げさなことでなく、もっとlightな感覚で健康に気を使っている層へのアプローチがポイントになります。
でも先生が「辛い症状で困っている人」はたくさんいる、という「扇風機のがい盤販売」から脱却できないのであれば、当社として協力できることは限られてしまいます。
整体院のホームページ制作。キャッチコピーを変えても集客できない
キャッチコピーを変えるのではなく、ターゲットを変えるという点だけ間違えないでください。キャッチコピーというのはターゲットを変えることで勝手に湧き出てくるモノ、です。この本質が理解できていないと失敗します。
そしてこのあたりのことが、
SEO対策上も非常に大きく関わってくることを理解していただければと思います。ターゲットを変えれば誇大広告から脱却することができ、そしてそれが本当に大きくSEOに影響してきます。
ターゲットを変え、キャッチコピーを変え、誇大広告をやめ、次にやりたいことは、ネットなんて無くても地元でやっていける土台を作りです。ネットに頼らなくてもやっていける地元基盤を構成しましょう。
私たちはネット屋ですが、
世の中からネットが無くなってもかまいません。私たちもまた市場に合わせて変わっていく必要があります。しがみついてもしょうがないですし淘汰されるだけ。必要とされないのであれば、必要とされることを提供すればいいだけ。変わって行かないといけないのは先生だけではございませんのでどうかご安心ください。ぜひ一緒に変わっていきましょう。変化こそ商機(勝機)です。
↓
前置きが長くなりました。申し訳ございません。
以下は地元基盤についてです。とても大事なことを書いています。ぜひお時間あるときに読んでみてください。
整体院のホームページ制作-SEOにも関連する大事な話を少し
仮に自分の利益のことしか考えていない「極悪太郎 整体院」があったとします。
極悪太郎整体院は月に100万円稼ぐことしか頭に無く、その逆算から施術料金や施術時間を決めているだけです。自分勝手にもほどがあるのですが本人は至って本気です(笑)
でも「極悪太郎 整体院」はウェブ知識が豊富で、小手先のSEO対策をホームページに施しました。
このホームぺージですが、SEO対策で上位表示できると思いますか?
SEO対策も集客方法の一つなので、この問題について考えてみたいと思います。
ぜひ集客アップの参考にされてください。
整体院さんを例にしていますが、整骨院、接骨院、パーソナル、理学療法、ヨガ、ピラティス、治療院さんなど健康に関連するご商売の場合は同じです。
整体院さんの「集客できる」良いホームページとは?

集客できる「整体院」と出来ない整体院の違い。
良いホームページってなに?
極悪太郎 整体院ですが、結論から申しますとSEO対策で上位表示することは出来ません。
この最大のGoogleロジックを理解していない整体院さんが多いようです。
なぜ上位表示できないのか?
SEO対策といいますのは、あくまで「良いホームページ」という前提があればその恩恵を受けることができます。
SEO対策がどうこういう前に、そもそも「良いホームぺージ」でなければ、小手先の対策をしたところで効果が出ないということです(本当です)
良いホームぺージってなに?
↓
良いホームページ(Googleが言うところの良い商売)には定義がありまして、整体院さんが考える良い商売とは少し違うと思います。
お客様に喜ばれる良い施術を提供している=良いホームぺージではありません。
近江商人の有名な言葉「三方良し(さんぽうよし)」をご存じでしょうか? 関西で知らない人はいないと思いますが、関西以外では、もしかすると馴染みが薄いかもしれません。
・会社(自分や家族・社員も含め)
・お客様
・地域社会
三方良しとは、この3つともすべて「いいね!」される商売でなければ「良い商売」とは呼ばないという有名な経営哲学です。 みなさんが圧倒的に足りていないのが「地域貢献」です。
良いホームぺージ、SEO対策で成功できる「真髄」はこの三方良しです。
近江商人はすでにSEO対策を理解していたのかもしれません(笑)
では具体的にどうするのか?
SEO対策に重要な地域貢献とは?
三方良しを具体的に説明します。
SEO対策を考える前に良いホームページにしましょう。
1.しっかり利益を上げ「自分・社員・家族」が潤い、
2.患者さんからも施術を「称賛」される商売は素晴らしいと思います。
そこに加えて、3.「地域社会」に貢献することで初めて「良い商売」と言えますよ、という経営哲学です。
(必ず三拍子が揃う必要があるということ)
最近ですとSDGs(エスディジーズ)が三方良しの典型例です。国の推し売り感が強すぎて、個人的にSDGs自体は嫌いですが、わかりやすく例えるとSDGsです。
*SDGsの補足
日本を含めた世界数十か国で取り組んでいる17個の持続可能目標(地域貢献)目標です。
平たく言いますと、
カネカネ言わないで企業なら地域社会に貢献しろ。何していいかわからないだろ?17種類の目標を用意してやったから「どれかやれ」って国が言ってます(笑)
国に言われたくはないですよね。自発的にやれる!
SDGsは推し売り感がすごいので、これに取り組みたいわけではございません。
(海とか山とかエネルギーとか貧困とか目標も壮大すぎるので)
ただ「地域社会に貢献すること」は時代の流れであることに議論の余地はないでしょう。
当社の例を参考ください。
当社では、
不定期ですが「ホームページを自分で作ってみよう無料相談会」を行っています。自分でホームぺージを作りたい人向けの無料相談会です。
ワードプレス・Jimdo・Wix・STUDIO、Webnodeなどを使ったホームぺージ作成無料アドバイス。毎回大盛況でたくさんの来場がございます。
もちろん、どこかで商売につながったらいいなという想いはありますが、それはそれなので、無料相談会では一切のセールス活動は行いません。会場を借りてやることもありますので基本的に赤字です。
また、参加者の方々にメールやDMで「ホームページ制作」という商品をセールスすることも一切ございません。お金儲けでやっているわけではないのでポリシーとしてそれは絶対にしません。
無料相談会はとても感謝されますし、私たちも楽しいし、これはこれでいいと思っています。
ささやかですが地域社会への貢献という部分になります。
でも、実はこの相談会のおかげで当社ホームページのアクセス数がとても上がり、当社のSEOにおけるホームページ検索順位が相対的に上がっています。
なぜ上がるかわかりますでしょうか?
整体院さんのホームページ全体に言えることですが、地域密着とか安心安全といったことを、言葉で書いているだけで「実際なにもやっていない」人が目立ちます。
言葉にするのではなく(そういった言葉を書かない)、利用者さんが「あ、この会社、地域密着でやっているんだな」「あ、この会社、信用できそうだな」そう思わる具体的な「実際に行なっている取り組み」をホームページ上に書いてください。
信用できるのか、安心できるのか、それを決めるのは言葉ではなく「具体的に何に取り組んでいるのか」です。これがSEO対策にも非常に大きく影響してきます。
整体院さんのホームページ集客。
良いホームぺージとはそういった地域社会への貢献している会社のホームページのことです。
■初回は2980円で安いですよ
■技術が高いですよ
■割引き中ですよ
■こんなにたくさんの喜びの声が!
こういったことはすべて利益を上げたいがための口上に過ぎず、地域貢献といいません。
整体院さんと集客についてお話をすることがよくありますが、いわゆる目先のSEO対策(キーワード対策)に躍起になりすぎてしまい、良いホームページとは言えないにも関わらず(ごめんなさい)、キーワードがどうこう~という話になりがちです。
自分が〇〇〇円稼ぎたいから~
その逆算からサービス内容や施術料金を決めているだけのダメなホームぺージ(またごめんなさい)の検索順位が上がってしまいますと、Google検索ってカスみたいなサイトしか上位表示されないな!と利用者さんから不満が爆発します。Googleの信用度がどんどん落ちる。
そういった風潮になることをGoogleは一番恐れています。もうなりかけていますが笑。
整体院さんのSEO対策の極意は、地域貢献として何に取り組んでいるのか?にかかっています。いったんSEO対策のことを忘れて、その部分について熟考されてみてください。
集客できるホームぺージ/SEO対策に強いホームぺージにするためには、まずそういった「良い商売」をしていて「良いホームぺージ」であることが前提です。
それから初めて技術的なSEO対策がどうこうという話になります。
今日の売上、明日のメシ代のために、SEO対策に躍起になることは致し方ない部分もありますが、Googleは「三方良しを理解していないホームぺージ」の検索順位を下げようとしている、と解釈していただければわかり良いかと思います。
ここの理解が無いままSEO対策に躍起になりますと、やればやるほど順位を下げられます。
あれこれやっているのに順位が思ったように上がらないでしょうか?
良いホームページでないのに技術的なSEO対策をあれこれやるからだと思います。Googleはそういったサイトの順位を顕著に下げようとします。
最終的にはホームページなんかなくても。
最終的にはネットなんて無くても、ホームページなんて無くても、広告なんて出さなくたって、地元で「やっていけるだけの」立派な地盤があればいいわけです。
むしろ「ネット集客」から脱却したがために、ホームページを利用しているだけというのが正解です。
おそらくこのページをご覧いただいております整体師さんも、本質的にはホームページが欲しいわけじゃないと思います。そうではなく集客アップ出来る方法を探されているのだとおもいます。
自己都合しか考えていない「極悪太郎 整体院」と、貴店との違いについて一度深く堀り下げてみてはいかがでしょうか。
最終的にホームページとかデジタルツールなんて捨ててやりましょう!(笑)
漁師さんに例えるなら、
今日明日を食っていくために日々の「漁」に出ることは大切ですが、それとは別に並行して、立派なイケス作りにも取り組みましょう!といった感じです。二本立て!
ホームページ集客・SEO対策の極意は「三方良し」を意識してみてください!
長々とお読み頂きありがとうございました。
まだ時間が許すなら、
とはいいましても、「日々の漁」も大切ですから、以下では少し目先の問題にも触れたいと思います。三方良しの話はここで終わりとさせていただきます。具体的な日々の漁!エサはゴカイがいい?エビがいい?的なお話です。時間が許すならぜひご参考ください。

整体院さんのホームページ集客:初回料金の設定ミス
少し具体的に「目先の話」にも言及してみたいと思います。
初回料金のほうが高いのはおかしい
整体院さんのホームページではあまり見かけないですが、整骨院さん、鍼灸院さんなどに散見されるのは、初回のほうが通常料金より高いという問題。(整体院さんはやりすぎ)
サービス業におきまして、初回の方が高いというのはやっぱり...変だとは思います。(自費メニューでもそうしている人が見受けられる)
初回は時間が余分に必要であったり、余分にハリが必要だったりと、なにかとあるのは理解できますが、そういうことを含めての初回割引きサービスではないでしょうか?(サービス業とはそういうモノ)
集客できているなら問題ありませんが、集客でお困りであれば見直すべきだとは思います。初回も二回目以降も同じ金額、または初回のほうが少し安いことが必要だと思います。
整体院さんも初見料金の「割引き」「言い方」には注意
初見料2000円→ 割引きキャンペーン?
初見料ですが、「いままで頂いておりましたが、少しでも初回の方にご利用頂きやすいように廃止しました」「ぜひ当整体院の施術を知ってもらいたく廃止しました」っていう感じなら違和感ゼロですよね。おーなるほどいいね!って感じです。
でも、
キャンペーン!期間限定の割引き!2名様限定? 極端な値引き!初回はお試し!
などの言い方はかなり強く違和感を感じます。
言い方だけの問題なのですが、そういった言葉はあまりよくないと思います。
お医者さんと深刻な病気の話しをしている最中に、来週手術するなら20%OFFで出来ますよ、って言われたらドン引きしないでしょうか?でも平気でそれを言っちゃう整体院や整骨院さんが多いです。
初めての整体院に来て下さったのだから、初回のみ「初回限定価格」で対応させて頂きます、というだけの話だと思います。そこの言い方に力を入れないほうが良いと思います。マッサージ店、リラク店は問題ありません。
整体師さんの学校やコンサル?でそういう指導があるのでしょうか?なぜかキャンペーンやお試しって言葉を好んで使う人が多いようです。すごくマズイ言葉だと思います。
整体メニューが豊富すぎる問題
メニューにAコース、Bコース、Cコースがあってもいいと思うのですが、初回料金だけはABCともに統一するとか、初回だけは初回専用Dコースにするなどの工夫が必要だと思います。
患者さんは自分がどのメニューに該当するかわからないと、そこで思考が停止してしまって、貴店のホームページを閉じて、違うホームページも見てみようという気分になります。
なので、A、B、Cコ-スはそれぞれ「経費やコストや費やす時間」が若干違うのだと思いますが、それはわかるのですが、サービス業で初回なのでそこで細かいことを言っても...というのはあると思います。
ホームページの価格設定や言い回しはかなりデリケートな問題です。
損して得取れともいいますが、どちらが損をしているか天秤にかける必要があると思います。 あくまで「初回」のお話です。
ちょっと違う方向に行っちゃってる方がおられるのでお気軽にご相談ください。

整体院ホームページはランディングページ風にしないほうが
整体院さんのホームページはランディングページ風にしないほうが集客できると思います。これから新規で立ち上げる、リニューアルしたいという場合、ランディングページは除外の方向で検討されてみてください。
理由は3つあります。
理由1
深い意味ではなく流行りのバイオリズムのようなものです。 トレンドじゃないだけです。
10年前の手法です。ランディングページがなかったころはよかったかもしれませんが、いまはランディングページだらけです。
お金をかけて、よほど読みやすい感じに仕上げるのであれば別かもしれませんが、ランディングページ風(もどき)ですと、極端に集客が悪くなると思います。オーソドックスに見やすいホームぺージを。
理由2
ランディングページは、SEO対策できないので「リスティング広告」とセットになります。そこを理解されていない方が多いようです。ホームページはすでに持っていて、それとは別に期間限定などで「特定の言いたいこと」だけを広告費用を使って訴求するための手段です。
公式のホームページをランディングページにする意味はまったくありませんのでご注意ください。永久に広告費が必要になってしまいます。※ランディングページがSEO出来ないのは一枚モノなのでページ遷移率がゼロになるからです。かといってページ数を増やしますとあまりにもごちゃごちゃだと思います。
理由3
3番目の理由、これが一番致命的なのですが下記参考ください。
ランディングページには致命的な問題があります。
もう一点、ランディングページの致命的な問題点を付け加えますと、ランディングページというのはまず「問題提起」が必要です。
問題提起=こんな辛い症状で困っていませんか?
これに対し、順序よく1ページにまとめて説明していくパターンをランディングページと呼びます。
ランディングページ風にしたい整体院さんが共通して間違えていることは、ページ冒頭にも書かせて頂きましたが、スタートである問題提起が「辛い症状でお困りの方」をターゲットにしてしまっている、ということです。 やめておきましょう。
▶集客できない整体院さんのランディングページ(ホームページ)
(典型的なパターン)
こんな症状でお困りの方~から始まり、
↓
お客様の口コミがたくさんあり、
↓
根本治療/改善します!と強くアピールし、
↓
他院でダメだった方は当店へ、
↓
キャンペーンで通常〇〇円が今なら~~です。
2023年現在、こういった流れと真逆のホームページを作りたい感じです。
一度思考をリセットして、辛い症状で困っている人などいない、そんな人はゼロだと仮定してみてください。見えてくる世界が本当に変わります。
マーケティングの世界ではターゲティングを疑ってみると表現しますが王道の思考回路です。 整体院や整骨院さんだけが考えないといけない話しではございません。
たとえばウェブ屋さん。
格安8万円(仮)でホームぺージを作成します!他社より高ければご相談ください!
このウェブ屋さんのターゲティングは「安ければ売れるだろう」という仮説です。思い込みとも言えます。
それで集客がうまくいくならもちろん問題ありません。
でも、集客できないならその「仮説」を疑う必要があります。
キャッチコピーを変えるという意味じゃないです。
キャッチコピーを変えようという思考回路ですと、仮説を疑っていないので、また似たようなキャッチコピーになってしまいます。
キャッチコピーを変えるのでありません。そもそものターゲティングを疑ってください。
商売の基本。仮説を疑う必要性。
上記例のウェブ屋さんなら、「もしかして格安制作に需要はないのかな?」「たしかにHPは自分で作れる時代だしな」「安ければ売れるという仮説を見直してみるか」、そういった感じで仮説を見直してからのキャッチコピー修正です。
仮説を見直せばキャッチコピーの質が大きく変わります。
キャッチコピーを変えたいわけじゃないので間違えないでください。仮説(ターゲット)を変えたいです。仮説を変えればキャッチコピーは自然に変わります。
考えてみていただきたいのは、「辛い症状でお困りの方がたくさんいる」という仮説が正しいなら、本来もっと集客が楽なはずです。いくらなんでも苦労しすぎていませんでしょうか?集客ってそんなに大変なものではないです。
仮説を間違えると集客は厳しいです。
↑
売れるわけがない、そもそもが間違っているという感じです。
ホームぺージメニューに使う言葉に細心の注意を。
ホームぺージ自体のメニュー(画面の上部に並んでいるメニューバー)のことです。
たとえば「初めての方へ」というメニュー。
この中に料金表があっても変じゃないですし、施術内容が書いていても変じゃないですよね?逆に書いてなくても変じゃないです(注意点などが書いてあるケースなど)
つまりすごくわかりにくい言葉のチョイスなんです。「初めての方へ」
利用者さんが、目指している目的にたどりつきにくく、あちこちクリックする必要があります。
すごくストレスとなる書き方なので注意してください。
料金表
施術方法(何分間の施術なのか)
店舗アクセス
施術者(スタッフ)紹介
施術時間
休日・時間
問い合わせ
このようなわかりやすい言い方を心がけましょう。
付け加えるとしますと、施術時間は書いたほうがいいです。時間制の料金じゃないというのはわかりますが、利用者様も次の予定があります。目安は表示したほうがいいです。
あとポキポキしないとか、ソフトにとか、痛くないという表現はやめたほうがいいです。身体を触られるわけなので、具体的にどうされるのか書くべきだと思います。
また、痛くても治ればいいわけなので、ここに大きな矛盾が生じています。メニューもそうですが、先生の思考回路自体、あまりにも何でも詰め込んでしまい、もうぐちゃぐちゃになっている方がおられるので注意してください。芯を。
整体院ホームページ集客:SEO対策の補足
■あえてSEO対策に関して言及しますと下記は代表的なNGです。いまのSEO対策はキーワードがどうこうということじゃないです。ページ滞在時間、ページ遷移率、直帰率、そういった総合判断になります。
- 「ダイナミックなデザインに」
- 整体院さんのホームページをダイナミックなデザインにする必要はないです。読込速度の低下に繋がりますし集客にはむしろ邪魔だと思います。
- 「ランディングページ風に」
- ある程度の文章量は必要だと思いますが、傾向として1ページに対して書くことが多すぎる整体院さんが多いです。様々な弊害を引き起こしている元凶なのでやめましょう。
- 「直帰率は何%でしょうか?」
- とりあえず40%切りを目指したいです。
- 「興味ある内容を書けているか?」
- お客様の声にかなりのスペースを割いている整体院さんがありますが、そのせいですごく読みにくいホームぺージになっている整体院さんが目立ちます。もっと情報を見やすくまとめましょう。

整体院ホームページにお客様の声・口コミは不要
口コミを勘違いしている人が多いです。
良い口コミはあったほうがいいですが、それはホームページには必要ないです。
ホームページじゃなくて、ホットペッパーさんやエキテンさん、Googleプロフィール(マイビジネス)などなど、外部サイトからの"評価" という側面から、良い口コミがあったほうがいいわけです。
口コミをみて、ホームページに来てくれたとも言えるわけですから、自店のホームページ内で、またそんなことを大量に書きますと、利用者さんが「もうええって」という気分になってしまいます。
もっと言いたいことがあるはずです。ホームページの大事なトップページスペースをそんな無駄ことに使わないでください。(むしろ足を引っ張っている)
口コミよりも、整体の勉強会に参加している様子のブログや写真であったり、勉強不足であったことなどへの言及・次の高みを目指し前を向いている姿が伝わるようなブログなどがいいですね。
「他院でダメだった人は」当院へ
この言葉も非常に気になります。
飽きられてるセリフといいますか、どこでも言っちゃってますよね。
そしてどちらかと言えば「他院をけなしている」セリフにあたると思いますので、もう少しこう、なんていうのでしょうか、、他院さんを立てるといいますか、横のつながりを感じるような言葉のほうがいいと思います。
自社をあげるために他店を貶す(けなす)ホームページはやはりよくないです。
横のつながりというのは、たとえばその症状ならあの先生を紹介しようとか、そう言った普段からの付き合いをホームページ上で見せるという感じです。
今日のお客様は症状がひどく、私の師でもある〇〇整体院さんに紹介状を書きました。みたいなブログあるほうが信頼できます。
誰でも「できないことがある」ことは自然なことですし、投げ出さない姿勢が高評価です。返金保証とか言ってる場合じゃないと思います。通販番組みたいですよ(違和感しかない)。そういえばランディングページってよく返金保証を口にしていますね (笑)

整体院ホームページ:ファーストビューは重要
整体院さんのホームページでファーストビューという考え方は非常に重要です。
ファーストビューは利用者さんから見て「最初に開いた画面」のことです。パソコン・スマホ問わずスクロールしないで最初に表示される画面。
10人中7~8人は、ファーストビューで欲しい情報がないと離脱するというデータもあります。
コンビニのより多い整体院さん。
整体院がたくさんあることは利用者さんも知っています。ゆっくりしっかり見てもらえていると思わないほうが賢明です。
✔サイトが重くてなかなか開かない
✔ファーストビューに欲しい情報がない
✔いくらなの?
✔何分の施術なの?
✔具体的に何をしてくれるの?
✔結局どこから申し込んだら一番安いの?
こういったことがサッと見やすく表示されているでしょうか?
利用者さんは、欲しい情報がファーストビュー近辺で見つからないと、どんどん違う整体院さんのホームページを見にいくので注意してください。
ファーストビューで何か目を引くもの、または有益な情報などを整理しわかりやすく伝える必要があります。
情報を詰め込みすぎても読みにくいので簡潔にまとめる能力も必要です!SEO対策にも直結してくるので意識されてみてください!
最後にまとめです↓

整体院ホームページ制作のまとめ
整体業界はかなり厳しいレッドオーシャン状態です。
日々、漁に出ないといけないリズムから脱却し、併せてイケス作り(地域地盤)を構築しましょう!
整体院・整骨院・鍼灸院・治療院様へ
整体院、整骨院さんに一番お伝えしたいこと。
いわゆる「あはき法」についてです。
法律を守って欲しい、などという公明正大なことを申し上げるつもりはないのですが、しかし、なんとか「あはき法」をかいくぐろうとするホームぺージは明らかに時代錯誤です。
チラシは広告規制対象だけどホームページは違うとか本気で思っていますか?法律違反、グレーだからダメですということでなく、「売れないから」ダメですよということを強くお伝えしたいです。
中途半端に「あはき法」をかいぐろうとする姿勢が、いちばん集客の邪魔をしています。
誇大広告をやめて
より健康に。より美しく。もっと気軽に〇
そういったキーワードに活路を見つけようとしている治療院様のお手伝いができればと思っています
コロナ禍もあり、大きく時代は変わろうとしています。
昔は集客できた!
それを言っても始まりませんので、ぜひ一緒に「時代の変化」を乗り越えましょう。挑戦にこそ勝機ありです!
当社は真剣に「集客できるホームページ」を作ってあげたいと考えています。そのためには譲れない部分があることをご理解頂ければ嬉しい限りです。
整体院、整骨院様のホームページについて、深く言及できる数少ないホームぺージ制作会社だと思っています。お気軽にご相談ください。
NOP合同会社
メールは24時間、お電話は土日祝除く9時-18時です!
078-862-9945・メールはこちらクリック
【整体院集客の強い味方!整体院検索サーチ】
当社で対応できないケース
※すべての整体院・整骨院・治療院・鍼灸院・マッサージ店様に対応できるわけではありませんのでご了承ください。
慢性的な症状への保険適応
整骨院さんへのお話となりますが、保険+自費施術のミックスメニューで考えている方はダメです。完全にセパレートしているならOKです。
なんとか治せるって言いたい
あまりにも「治す/治せる」っていうことに拘りすぎている整体院さんは難しいです。未病へのアプローチ・より健康へといったコンセプトが必要です。「辛い症状でお困りの人」自体が減っていることはご存じでしょうか?
本当に専門院?
肩こり専門・腰痛専門...などの〇〇専門院。 本当に専門院であればいいのですが、整合性が取れなくなってしまう治療院があります。
トップページを長くしたい方
ランディングページ風、トップページを長くしたい方。時代に合っていないので集客できるホームぺージは厳しいです。
電話番号を目立たい
電話番号のスクロール固定や、大き目の表示を望まれる方。マッサージ店さんであればやるべきなのですが、整骨院さんや整体院さんだとダメなんです。このことの理解が必要です。
複数店舗の経営
複数店舗がある場合は対応できません。オーナー様が自ら施術し患者さんと向き合っている。当社はそういった整体院さんを応援しているHP制作会社です。
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