#整体院 #ホームページ制作 #整体院の集客できるホームページ
整体院のホームページ制作。2024年 集客の新常識。
整体院のホームページ制作。集客はそうやっちゃダメ。
10年前の手法でホームページ制作を考えている整体院や整骨院さんがおられるので少しだけ聞いてください。
多くの整体院さんがイメージしているホームページの作り方だと2024年現在集客できません。2024年4月 追記修正しました)
※整体院、整骨院、鍼灸院、治療院さん・・便宜上「整体院」として表現しております。
"根本治療・根本改善"という言葉が整体院さんの集客を大きく邪魔しています。
整体院のホームページ制作における2つの問題点。
ホームページ上で「根本治療」をアピールする整体院さんが多いのですが、それを言うと集客できません。なぜ集客できないかケースごとに見ていきたいと思います。
整体院さんのホームページ制作「集客できない」問題点①
整体院さんのホームページの「根本改善・根本治療」というキャッチコピーですが「特別に体が悪い人向けの整体院」と聞こえます。
不治の病・難病・特殊な症状、、
自分のことを「不治の病・難病・特殊な症状」と認識している人が多かった時代であれば、ターゲティングとして合っていたかもしれませんが、2024年現在、そういう人はいないとは言わないですがとても少ないです。
- ヨガ
- ピラティス
- ストレッチジム
- パーソナルジム
- 運動機能障害に特化した整形外科
- 理学士・運動療法
- リラク
- 鍼灸・マッサージ etc
昔に比べて「健康に関する商売や店舗」がとても増えている現状があります。
YouTubeやインスタを見れば、効果的な「肩こり体操や筋膜はがし」といった自宅セルフケアも多く散見されます。
加えて整体院、整骨院、治療院さんの乱立。
運動機能障害に特化した整形外科も増えています。
分散されてしまったという表現が正しいかもですが、自分のことを「特別に体が悪い」と認識している患者さん層は、必然的に1店舗あたりの割り当てがかなり減っています。 (思っている以上に減っているとお考えいただいたほうが)
一駅 に何件もあるような整体院さんの乱立を考えますと、リアルなところ、月に数人来てくれたらまだ良いほうではないでしょうか。そこをターゲティングの「主」として食っていくのは、厳しいと言わざるを得ないでしょう。
砂漠の真ん中で叫ぶようのもの。
スピーカーのボリュームをいくら大きくしても、いないものはいないので、絶対数が変わることはないです。
考えてみていただきたいのは「辛い症状でお困りの方がたくさんいる」という仮説が正しいなら、本来もっともっと集客が楽なはずなんです。
特別なホームページにしなくても、いまのホームページを介して毎日数人は来院してくれるでしょう。
しかし現状、いくらなんでも集客に苦労しすぎていませんでしょうか?
集客ってそんなに難しいものではないのですが、ターゲティングを間違えると集客は厳しいです。
↑
真冬にアイスクリームの宣伝、、
売れるわけないよ、という話なのですが、私たちホームページ制作会社サイドから拝見しておりますと、ほとんどの整体院さんのホームページは、恐縮ですがこういう風に見えています。
特に新規開業の整体院さんは注意
特にこれから整体院を開業されようとされている方にご注意頂きたいのは、それを言っている整体院さんはうまく集客できていない現実がありますのでお気をつけください。
逆の整体院さんはありまして、たとえば整体院の運営15年、すでにリピーターが確立されていて、基本的にリピーターで回っているという整体院さんも多くあります。そういった整体院さんは、新規はもちろん欲しいが、欲しいといっても月に5件も来てくれたら十分(それ以上は対応できない)といった現状があります。
わざと根本治療を言って、新規を切っている(絞り込んでいる)内容のホームページにしている整体院さんもあるくらいです体力的なこともあるでしょうから。。
新規顧客を伸ばしたい目的の「新規開業の整体院」さんが、他の整体院のホームページを真似ると失敗しやすいのはこういった点が挙げられます。
他院には他院の事情がありますので、まるごと真似るのは避けるべきでしょう。
整体院さんのホームページ制作「集客できない」問題点②
根本治療をいうと新規獲得が伸びないもう一つの大きな問題点。
調子が悪いといっても、もう少しライトな感覚で整体院を探している人が、「根本治療・根本改善」という言葉を聞くとどう思うかですが、
1)言葉が重すぎる
根本治療といったことを言われてしまっては、もう少しライトな感覚で整体院さんを探している人にとって「わたしはそこまでひどくないわ。特別なことをする整体院なのね(私には関係ないわ)」となってしまいます。
2)長引かされそう・引っ張られそう
根本治療といったことを言われると"何か月かかるねん"とも思っちゃいます。どうせ無駄に引っ張られるんだろうな、チケットや回数券を勧められるんだろうな、、といったマイナスの感情ばかりが頭をよぎります。
3)胡散臭い・イメージが悪い
塗るだけ30秒で歯が真っ白にホワイトニング!
みたいな広告を見られることがあると思いますが、ホンマかいな?うそつけ!って思うと思うんです。それと同じくらい「胡散臭い」セリフであることにお気づきでしょうか?
病院ですら言わない「根本治療や根本改善」は完全に誇大広告の領域です。法律といった堅苦しい話ではなく、そういう表現が「嫌われる」時代というだけです。
いま、こういうサイトが増えてきているのをご存じでしょうか?
↓
〇誇大広告の無い信頼できる整体院サーチ
https://good-seitai.net/
これこそまさに差別化ということだと思います。
4)売れるならまだいいですが、、
胡散臭い(と思われてしまう)商売を続けるのはしんどくないでしょうか?精神衛生上も良くないように思いますし、集客の弊害にもなっているとなりますと、、根本治療を叫ぶメリットがゼロという感じです。
今後の整体院はどうしたらいいのか?
整体院を探している人は、
なにも日常生活がままならないほど困っている人ばかりではありません。
根本治療なんて必要ない、それほど悪くないだろう。 だから、ちょっと行ってパッと治るだろう!って夢や希望もあります(実際悪かったとしても)
利用者さんのそういった夢や希望を打ち砕かないほうがいいといいますか、
- 一回で良くなったらそれはそれで素敵じゃないですか?
- 初回の価格設定を間違えていませんか?(だからリピートしてくれないと意味がないという変な感覚に)
- 自認できていない人(そんなに悪いと思っていない人)こそ、初回で悪いと自認できればリピーターになる可能性が高い
軽い気持ちで来院してくれて、状態の悪さに気が付き、リピーターになってくれるパターンを拒否しますか?
拒否しているならいいのですが、
根本治療を叫ぶということは、こういったパターンの客層を拒否しているということになります。
「症状が軽い人=リラク目的」ではない
リラク目的で来てもらいたくないというのはわかりますが、
「症状が軽い人=リラク目的」ではありません。 ここを紐づけるとおかしなことになります。ここを紐づけてしまう人が多いように感じています。
予防医学的な意味あいで、悪くなる前に(症状が軽い段階で)しっかり定期的なケアをしていきたいという意識高い系の人も多い時代です。
⤵︎
そういった少しライトな感覚で整体院を探している人は、根本治療を叫ぶ(ちょっと重い感じがある)整体院には行かず、もっとさわやかなプラス思考の整体院を選択する傾向があります。
とても悪くなってしまったマイナスのものをゼロに戻すイメージの整体院ではなく、自分がより健康になっていくことが感じられる前向き志向の整体院にしましょう。
こういった点からも、根本治療を叫ぶということは、ビジネスチャンスを逃していると言わざるを得ません。
ただ根本治療を叫んで良いパターンの整体院さんもありまして、
現状、軽い症状の人が多く来院しすぎて「根本治療が必要な人」を見てあげることができない
↓
可哀そうだ
↓
だから本当に困っている人だけを優先してみてあげたい(集客目的ではなく信念のようなもの)
↓
だから根本治療を叫ぶ
こういうことなら話は別だと思います。それでいいと思います。
でも、
集客アップが目的で「根本治療」を叫ぶことは本末転倒と言えるでしょう。
根本治療が必要な人(症状が重い人)にアプローチして、長く通ってくれる/リピート率を高めたいのはわかりますが、それは「利用者で溢れかえっている現状があるなら」そういったことも視野に入れましょうという話にすぎません。
まずは集客に困っている現状況から脱却し、利用者さんで溢れかえる(活気ある)整体院にすることが先ではないでしょうか?
それを実現するために一番邪魔しているのは「根本治療」「根本改善」を叫ぶことなのでご留意ください。
リピート率の錯覚・間違い
辛い症状の人
症状の重い人
だけをターゲットにしてリピート率が仮に50%だったとします。でも、そういった新規が取りにくいホームページ構成となっているので、ホームページからの新規が月間で4人しか来ずリピーター2人。
これってリピート率は高いけど正解といえるのでしょうか?
それが望んでいる数字なら正解だと思いますが、リピート率が仮に20%しかなかったとしても、月間新規30人、リピータ6人という感じで月間を回した方が上じゃないでしょうか?
リピーターは一度付けば未来永劫来てくれるわけでなく、当然消えていきます。なのでいくらリピーターが大切とはいえ、整体院を運営していくにあたり、新規の確保というのは避けて通れません。
リピーターを確保するために"新規の確保"こそが最優先事項と言えるでしょう。もっと新規の人が訪れやすいホームページにされた方がいいと思います。
個人的にはリピート率を意識するというのは間違っていると考えていまして、それをしますとどうしても「リピートさせよう」という変な意識が随所に出てしまいます(いわゆる言葉では勝ったとしても生理的に受け付けないホームページに)
利用者さんが
"また来たい" と思った技術だったのか?
リピート率はその一点にかかっているといっても過言ではないため、経営上リピート率を「把握しておく」ということは大切かもしれませんが、「リピート率を高めるためにあれこれ試行錯誤する」という思考回路は少し脱線していると思います。
意識せずとも、自然とリピーターが増える新規に優しいホームページにしましょう。
差別化の意味を間違えないで
誰もやっていないことをやるなら「差別化」と言えますが、多くの整体院が「根本治療」を叫んでいる状況の中でそれを叫んでも、逆にそれは「差別化できていない」ということになります。
根本治療といった言葉は、煽り型広告と呼ばれる代表なのですが、数年前までは利用者さんを「煽る」ことで一定の成果が見込めました。今は煽ると引かれる時代です。時代の流れに敏感になりましょう。
整体院のホームページ制作。着眼点を変えよう。
一度、目的を整理してみましょう。
- 根本治療がしたい?(集客というより信念のようなもの)
- 集客アップがしたい?
目的とやりたいことがズレているといいますか、キャッチコピーの書き方や訴求方法などホームページ全体の構成がおかしい整体院さんが目立ちます(あれもこれもでぐちゃぐちゃに)
アドバイスというと大変恐縮ですが「整体院さんのホームページ」を見ていると、さすがにそれだと集客出来ないよ、、っていうポイントがとてもたくさんあります。
ホームページ制作会社様に勧めらた構成でしょうか?
過去にそれで集客できていたのであれば否定しません。成功だったのでしょう。
でもネットの世界は3年ひと昔です。
集客できていない現実があるのであれば、しっかり集客できるホームページに修正しましょう。
集客にお困りの整体院さんは、ホームページのキャッチコピーこそ根本改善してみてください。
やめたほうが良いセリフやキャッチコピー例
↓
■根本治療、根本改善
■他院でダメだった方は当院へ
■たくさんのお客様の声
■必ず~
■早期回復~
■たった一回で変化を実感~
こういったセリフは2024年現在イメージが悪いです。
お客様の声というのも「ホットペッパーやGoogle口コミ」といった、他サイトでやってくれるならもちろん嬉しいですが、自サイトでやるとイメージ悪いです(もういいって。という感覚。そこまで言うと逆に胡散臭い)
整体院のホームページ。60代は見ていない問題。
あとはアプローチしている年齢層の問題があります。
60代といった年代の方向けにアプローチしてしまっていないでしょうか?
基本的に60代~の方は、整体院のホームページを見ていません。
60代の方は旅行サイトや食べログなど、自分の趣味や楽しみのためには積極的にネットを活用しますが、基本的に老眼のこともあり、パソコンやスマホから離れたがっている年代なので、整体院さんのホームページはまず見ないです。
とくに60代で初めての整体院ということは無いと思いますので、あちこち行って現状を知っているといいますか、整体院はどこへ行っても一緒と思っている節もあります。
なので整体院さんのホームページというのは、20代30代40代といった情報豊富な現役世代向けの広告である理解が必要です。これを理解できていない整体院さんが多いです(ホームページの話です。チラシは違います)
60代の人は見てくれるなら見てもらってもいい、くらいの感覚で、現役世代の人たちに向けた誠実なホームページにしましょう。
現役世代の人たちは「適当なキャッチコピー、誇大広告ホームページ」にとても強い拒絶反応があります。
美容、痩身、コスメ、ダイエット、ホワイトニング、ヤニ取り、、、誇大広告で溢れかえっている時代です。
若い人=誇大広告を見抜くプロ
誇大広告を見抜くプロを相手に、根本治療といった適当なことを目立たせてかかないでください。若い人の反応はおよそこんな感じです。
↓
- 病院でもないのに根本治療って、、
- みんなに効果あるわけないやん
- お客様の声をたくさん載せてうさん臭い
- 他者よりうちへという人間性に嫌悪感
- 早期改善・早期回復
- 小さい文字で個人差があります表記(汚いことするなよという反感)
整体院さんに限らずですが、初めて見るホームページというのは、ホンマかいな?という少し斜めから見られています。先生も何か初めてのサイトを見ているときそうですよね?誇張すると嫌われるのでご注意ください。
iPhoneが日本に初登場したのは2008年、もう15年も前の話となります。
この15年間は、情報の「質・量・伝達速度」が、特別にものすごい15年間でした。
「部位転がし」なんて誰でも知っている怖い時代です。
患者さんの情報量を甘く見ないほうがいいといいますか、医者でも無理な「みんなに効果ある根本改善」といったセリフなどは、ココロの中ではドン引きしている世代です。
実際、いたるところで誇大広告の整体院はディスられていますし、事実、景品表示法違反のニュースもたびたび報じられております。お客様の声なんて無理矢理かかされているだけだろって思われています(自ホームページ内のお客様の声の話)
先生のところは違うかもですが世間のイメージはそういった感じです。
他店より当店へ!という言葉も最悪です。そんなことを平気で言う他の商売を見たことがありますでしょうか? 長くやりすぎて、感覚がちょっとおかしくなっていないかご注意ください。
整体院さんのホームページは、根本治療といった誇大表現が、本当に大きく集客の邪魔をしていることに気づいて頂ければと思います。
集客できる整体院さんは発想の転換がうまい。
いまの感覚のまま、お金をかけホームページをリニューアルしたところで、他の整体院さんのお客さんを横取り出来るかというと、それもまた現実的には不可能でしょう。それをするにはあまりにもライバル店が多すぎます。月に3人だったのが4人になる程度のことはあるかもですが。
タクシーの運転手さんですが、都心部では手取りで月収70万円ぐらいは楽に稼げることをご存じでしょうか?
努力せずというと怒られますが、コロナでたくさんのドライバーさんが辞めたからです(最近また増え出しましたが💦
そうなんです。
商売は需要と供給のバランスで決まるだけなので、「多くの人が望んでいること」を見極めてサービス提供するだけで、自然と集客アップが見込めるホームページとなります。市場から望まれているものを見極め、そっと優しく提供しましょう。売れるしかないです。
太陽のようなホームページに
北風と太陽のイソップ童話。
どちらが男性のコートを脱がすことができるか?北風と太陽の勝負です。
ビュービュー吹き付ける強引なことをしても目的は達成できないです。よりコートをギュッと体に巻き付けられてしまうでしょう。太陽のようにただポカポカ照らすだけで、ターゲットは自らコートを脱ぐ。
トップセールスマンに「無口な人」が多いのはこの理屈です。
「根本治療」といったことは北風の手口です。成績の悪い押し売りセールスマンのようなホームページから脱却し、太陽のように「顧客心理」を理解した、自分の意志でコートを脱ぎたい(この整体院に行きたい)と思われるホームページにしましょう。
- こんな症状でお困りの方へ!
- こんな症状でお困りではないですか?
というようなキャッチコピーも、とても強い押し売りに該当するフレーズであることをご存じでしょうか?
それを言われると読み手は「誘導されている」と感じます。とても悪手でして、こちらから訴えかける(話す)のではなく、利用者さん側から「もっと聞きたい(質問される)」ホームページにする必要があります。
ポカポカ太陽のようなホームページ。
そういった観点からも「根本治療・根本改善」といったキャッチコピーは集客できないホームページとなります。
- いま市場から要望が多い声は何か?
- いま市場で何が嫌われているのか?
- そもそも何歳の人に向けて話しているのか?
こういった感じで「今の 市場 」をしっかり意識してみてください。
現状の多くの整体院さんのホームページですが「 市場 」を無視して「少々誇大広告になったとしても」とにかく北風のように話まくる/自分の利益のためだけに、、といったような焦燥感あふれるホームページになっています。
根本治療といったゴリ押しセールスをやめて「自然とみんなが集まってくる」そんな地域密着の整体院を目指しませんか?
本来、それが先生が目指したかった形ではないでしょうか? 私はそう思います。
タピオカ屋さんに向けて話をしないで
このブログは「整体院さん向け」に話をしています。
それは、集客にお困りの整体院さんが多いという現実(市場)を理解しているからです。とてもたくさんの先生方に共感したとお声を頂いております。ありがとうございます。
でももし、私たちが市場を無視して、現在では需要が薄いであろう「タピオカ屋さん」向けのアドバイスブログを書いていたとしたらどうでしょうか?きっと誰にも見てもらえないブログになると思います。
先生の(整体院の)ホームページですが、タピオカ屋さん向けのような(需要の無いターゲットに向けて)話していないでしょうか?
整体院廻りの市場がどうなっているのか?
望まれていること・望まれていないこと。そういったことをしっかり意識して「もっと読みたい・もっと聞いてみたい」と思われるブログ・ホームページにしてみてください。
集客できる整体院のホームページ制作は
レッドオーシャン市場(激戦区)は捨てて、ターゲットを変更しブルーオーシャン市場に参入しましょう。ターゲットを変えればびっくりするほど集客のチャンスが生まれます。
根拠なく「他店より当店が優れている」アピールを差別化とは言いません。ターゲットを変えることを差別化といいます。 嗅覚の鋭い整体院さんの多くはすでにそちらを向いています。
整体院のホームページ制作。まとめ。
根本治療を叫んでしまっている整体院さんのホームページは、
20代30代40代といった現役世代の利用者層に↓
■おじいちゃんおばあちゃんが行くところ
■そしてそのおじいちゃんおばあちゃんはホームページを見ない
■原因不明の難病で困っている人が行くところ
こう思われてしまっている傾向があります。
ホームページの改善をしましょう。
「根本治療」「他院でダメだった方」といったまるで不治の病の人がいく専門の整体院みたいな表現をやめましょう。そういう表現は違和感しかありません。
ホームページ集客の極意は「情報豊富な現役世代」に受け入れられるかどうかです。おじいちゃんおばあちゃんを丸めこむためのツールではございません。
松下幸之助は、扇風機の「がい盤」制作/販売で儲けました。しかし売れなくなったらあっさり電池式のランプ販売に切り替えました。びっくりするほどコロッとターゲットを変えました。市場に合わせてターゲットを変えなければ、松下幸之助ですら生き残れなかったのだと思います。
遅くないですから変わっていきましょう。
- 60代はホームページを見ない。ホームページというものは、現役世代(20代/30代/40代/50代)へのアプローチであることの理解
- 現役世代は誇大広告にとても強い拒否反応がある
- 辛い症状で困っている人はいないと思ったほうがいい。ターゲットを変える
- 誇大広告は法律どうこうじゃなく「売れない」現実を見る。
- 誠実感のある現役世代に通じるキャッチコピーを。
このあたりのことに共感頂ける整体院さんであれば、ホームページ制作の部分でご協力できることが多々ございます。根本治療といった大げさなことでなく、もっとライトな感覚で健康に気を使っている層へのアプローチがポイントになります。
「ライトな感覚の人=リラク目的」ではありません。これはノットイコールです。
でも先生が「辛い症状で困っている人」はたくさんいる、という「扇風機のがい盤販売」から脱却できないのであれば、当社として協力できることは限られてしまいます。
整体院のホームページ制作。キャッチコピーを変えても集客できない
キャッチコピーを変えるのではなく、ターゲットを変えるという点だけ間違えないでください。キャッチコピーというのはターゲットを変えることで勝手に湧き出てくるモノ、です。この本質が理解できていないと失敗します。
そしてこのあたりのことが、
SEO対策上も非常に大きく関わってくることを理解していただければと思います。ターゲットを変えれば誇大広告から脱却することができ、そしてそれが本当に大きくSEOに影響してきます。
ターゲットを変え、キャッチコピーを変え、誇大広告をやめ、次にやりたいことは、ネットなんて無くても地元でやっていける土台を作りです。ネットに頼らなくてもやっていける地元基盤を構成しましょう。
私たちはネット屋ですが、
世の中からネットが無くなってもかまいません。私たちもまた市場に合わせて変わっていく必要があります。しがみついてもしょうがないですし淘汰されるだけ。必要とされないのであれば、必要とされることを提供すればいいだけ。
変わって行かないといけないのは先生だけではございませんのでどうかご安心ください。ぜひ一緒に変わっていきましょう。変化こそ商機(勝機)です。
↓
前置きが長くなりました。申し訳ございません。
以下は地元基盤についてです。こちらもとても大事なことを書いています。ぜひお時間が許すようでしたら読んでみてください。
-ブレイクタイム☕-
整体院のホームページ制作-SEOにも関連する大事な話
仮に自分の利益のことしか考えていない「極悪太郎 整体院」があったとします。
極悪太郎整体院は月に100万円稼ぐことしか頭に無く、その逆算から施術料金や施術時間を決めています。
でも「極悪太郎 整体院」はウェブ知識が豊富で、小手先のSEO対策をホームページに施しました。
このホームぺージですが、SEO対策で上位表示できると思いますか?
SEO対策も集客方法の一つなので、この問題について考えてみたいと思います。
ぜひ集客アップの参考にされてください。
整体院さんを例にしていますが、整骨院、接骨院、パーソナル、理学療法、ヨガ、ピラティス、治療院さんなど健康に関連するご商売の場合は同じです。
整体院さんの「集客できる」良いホームページとは?
集客できる「整体院」と出来ない整体院の違い。
良いホームページってなに?
極悪太郎 整体院ですが、結論から申しますとSEO対策で上位表示することは出来ません。一時的に上位表示できたとしても時間経過とともに下げられるでしょう。
この最大のGoogleロジックを理解していない整体院さんが多いようです。
なぜ上位表示できないのか?
SEO対策といいますのは、あくまで「良いホームページ」という前提があればその恩恵を受けることができます。
「良いホームぺージじゃないのに」小手先のSEO対策をしたところで効果は出ません。これ本当です。
良いホームぺージってなに?
↓
良いホームページ(Googleが言うところの良いホームページ)には定義がありまして、整体院さんが考える良いホームページとは少し違うと思います。
お客様に喜ばれる良い施術を提供している=良いホームぺージではありません。
近江商人の有名な言葉「三方良し(さんぽうよし)」をご存じでしょうか? 関西で知らない人はいないと思いますが、関西以外では、もしかすると馴染みが薄いかもしれません。
・会社(自分や家族・社員も含め)
・お客様
・地域社会
三方良しとは、この3つともすべて「いいね!」される商売でなければ「良い商売」とは呼ばないという有名な経営哲学です。 ほとんどの整体院さんが圧倒的に足りていないのが「地域貢献」です。この地域貢献こそ、いずれホームページなんて無くても繁盛する地域基盤に繋がります(加えてSEO面の恩恵があります)
良いホームぺージ、SEO対策の「真髄」はこの三方良しです。
近江商人はすでにSEO対策を理解していたのかもしれませんね(笑)
では具体的にどうするのか?
SEO対策に重要な地域貢献とは?
三方良しを具体的に説明します。
1.しっかり利益を上げ「自分・社員・家族」が潤い、
2.患者さんからも施術を「称賛」される商売は素晴らしいと思います。
そこに加えて、3.「地域社会」に貢献することで初めて「良い商売」と言えますよ、という経営哲学です。
(必ず三拍子が揃う必要があるということ)
最近ですとSDGs(エスディジーズ)が三方良しの典型例です。国の推し売り感が強すぎて、個人的にSDGs自体は嫌いですが、わかりやすく例えるとSDGsです。
*SDGsの補足
日本を含めた世界数十か国で取り組んでいる17個の持続可能目標(地域貢献)目標です。
平たく言いますと、
カネカネ言わないで企業なら地域社会に貢献しろ。何していいかわからないだろ?17種類の目標を用意してやったから「どれかやれ」って国が言ってます(笑)
国に言われたくはないですよね。自発的にやれる!
SDGsは推し売り感がすごいので、これに取り組みたいわけではございません。
(海とか山とかエネルギーとか貧困とか目標も壮大すぎるので)
ただ「地域社会に貢献する」という象徴のようなものなので、例としてSDGs挙げました。こういった地域社会への貢献は時代の流れであることに議論の余地はないでしょう。
当社の例を参考ください。
当社では、
不定期ですが「ホームページを自分で作ってみよう無料相談会」を行っています。自分でホームぺージを作りたい人向けの無料相談会・イベントです。
ワードプレス・Jimdo・Wix・STUDIO、Webnodeなどを使ったホームぺージ作成無料アドバイスのイベント。おかげさまでたくさんの来場がございます。
もちろんこれが、どこかで商売につながったらいいなという想いはありますが、それはそれなので、無料相談会イベントでは一切のセールス活動は行いません。会場を借りてやることもありますので基本的に赤字です。
また、参加者の方々にメールやDMで「ホームページ制作」という商品をセールスすることも一切ございません。お金儲けでやっているわけではないので、ポリシーとしてそれはしません。
無料相談会イベントはとても感謝されますし、私たちも楽しいし、これはこれでいいと思っています。
ささやかですが地域社会への貢献という部分になります。
でも、実はこの無料相談会イベントのおかげで、当社ホームページのアクセス数がとても上がり、当社のSEOにおけるホームページ検索順位が相対的に上がっています。 なぜ上がるかわかりますでしょうか?
また、本当に盛況でして、セールスしていないけど、やっぱ制作お願いできますか?っていうお声もたくさん頂きますので、それこそネット集客なんていらないんじゃないか、、って思うくらい価値あります。
整体院さんのホームページ全体に言えることですが、地域密着とか安心安全といったことを、言葉で書いているだけで「実際なにもやっていない」人が目立ちます。
言葉にするのではなく(そういった言葉を書くとダサい)、利用者さんが「あ、この会社、地域密着でやっているんだな」「あ、この会社、信用できそうだな」そう思わる具体的な「実際になにをやっているの?」をホームページ上に書けるように、地域貢献というものに取り組まれてみてください。
信用できるのか、安心できるのか、それを決めるのはホームページ上の言葉ではなく「具体的に何に取り組んでいるのか」です。これがSEO対策にも非常に大きく影響してきます。
利用者さんのためになる「無料相談会・無料イベント」、そういったことに積極的に取り組んでみましょう。Googleはこれ系からのホームページへのアクセスをとても重要視している背景があるためです。
整体院さんのホームページ集客。
良いホームぺージとはそういった地域社会への貢献している会社のホームページのことです。
■初回は2980円で安いですよ
■技術が高いですよ
■割引き中ですよ
■こんなにたくさんの喜びの声が!
↑こういったことはすべて利益を上げたいがための「整体院さん側の単なる都合」に過ぎず、地域貢献とはいいません。
整体院さんと集客についてお話をすることがよくありますが、いわゆる目先のSEO対策(キーワード対策)に躍起になりすぎてしまい、良いホームページとは言えないにも関わらず(ごめんなさい)、キーワードがどうこう~という話になりがちです。
自分が〇〇〇円稼ぎたいから~
その逆算からサービス内容や施術料金を決めているだけのダメなホームぺージ(またごめんなさい)の検索順位が上がってしまいますと、Google検索ってカスみたいなサイトしか上位表示されないな!と利用者さんから不満が爆発します。Googleの信用度がどんどん落ちる。
そういった風潮になることをGoogleは一番恐れています。もうなりかけていますが笑。
整体院さんのSEO対策の極意は、地域貢献として「具体的にどんなイベントをやっているの?にかかっています。いったんSEO対策のことを忘れて、その部分について熟考されてみてください。
集客できるホームぺージ/SEO対策に強いホームぺージにするためには、まずそういった「良い商売」をしていて「良いホームぺージ」であることが前提です。
それから初めて技術的なSEO対策、メタタグやキーワード設定がどうこうという話になります。
今日の売上、明日のメシ代のために、SEO対策に躍起になることは致し方ない部分もありますが、Googleは「三方良しを理解していないホームぺージ」の検索順位を下げようとしている、と解釈していただければわかり良いかと思います。
ここの理解が無いまま技術的なSEO対策に躍起になりますと、やればやるほど順位を下げられると思います。実際順位が下げられていませんでしょうか?
良いホームページでないのに技術的なSEO対策をあれこれやるからだと思います。
グーグルの立場になってみて欲しいのですが、、
地域貢献も何もない、自社の売り上げを伸ばしたいだけの独りよがりな考え方で、小手先のSEO対策をゴソゴソやり検索順位を上げようとするサイト、っていうのが最悪なんです。※実際下げられますのでご注意。
Googleはこういったサイトの順位を顕著に下げようとしますのでご注意ください。Google検索の上位を、SDG'sに取り組んでいる会社、地域貢献に活発な"良いホームページ"だけで構成したいのでしょう。
最終的にはホームページなんかなくても。
最終的にはネットなんて無くても、ホームページなんて無くても、広告なんて出さなくたって、地元で「やっていけるだけの」立派な地盤があればいいわけです。 ネットを使わずにやれる「地域貢献・地域イベント」を模索し、その中で本当の意味の口コミ評判店になってください。
むしろいずれ「ネット集客」から脱却したがために、ホームページを利用しているだけというのが正解です。
おそらくこのページをご覧いただいております整体師さんも、本質的にはホームページが欲しいわけじゃないと思います。そうではなく集客アップ出来る方法を探されているのだとおもいます。
自己都合しか考えていない「極悪太郎 整体院」と、貴店との違いについて一度深く堀り下げてみてください。
最終的にホームページとかデジタルツールなんて捨ててやりましょう!(笑)
漁師さんに例えるなら、
今日明日を食っていくために日々の「漁」に出ることは"いたしかたない"ですが、それとは別に並行して、漁に出ずとも食っていけるイケス作りにも取り組みましょう!といった感じです。二本立て!
整体院さんの集客の極意。
ホームページ集客・ネット集客は大切ですが、ネットが無くても運営していける"本当の地域密着・評判店"になりましょう。そのために「三方良し」を意識してみてください。
長々とお読み頂きありがとうございました。
もしまだ時間が許すなら、
とはいいましても、「日々の漁」も大切ですから、以下では少し目先の問題にも触れたいと思います。三方良しの話はここで終わりとさせていただきます。
具体的な日々の漁!エサはゴカイがいい?エビがいい?的なお話です。ちょっと小手先の話となりますが、時間が許すならぜひご参考ください。
整体院さんのホームページ集客:初回料金の設定ミス
少し具体的に「目先の話」「小手先の話」にも言及してみたいと思います。
初回料金のほうが高いのはおかしい
整体院さんのホームページではあまり見かけないですが、整骨院さん、鍼灸院さんなどに散見されるのは、初回のほうが通常料金より高いという問題。整体院さんは初回が安すぎて二回目が高すぎる変な設定が散見されますが。それらは、世間ではあきらかに違和感を持たれてます。
サービス業におきまして、初回の方が高いというのはやっぱり...変だとは思います(自費メニューでもそうしている人が見受けられる)
初回は時間が余分に必要であったり、余分にハリが必要だったりと、なにかとあるのは理解できますが、そういうことを含めての初回割引きサービスではないでしょうか?(サービス業とはそういうモノ)
集客できているなら問題ありませんが、集客でお困りであれば見直すべきだとは思います。初回も二回目以降も同じ金額、または初回のほうが少し安いことが必要だと思います。
初回料金が安すぎるのも問題です。
それを得だと感じる人は少なく、どちらかと言えば「誘導されている」と感じてしまいます。人間だれしも誘導されるのは嫌いです。
整体院さんも初見料金の「割引き」「言い方」には注意
初見料2000円をいまなら割引きキャンペーンで... ←これはダメ。
初見料ですが、「いままで頂いておりましたが、少しでも初回の方にご利用頂きやすいように廃止しました」「ぜひ当整体院の施術を知ってもらいたく廃止しました」っていう感じなら違和感ゼロですよね。おーなるほどいいね!って感じです。
でも、
キャンペーン!期間限定の割引き!2名様限定? 極端な値引き!初回はお試し!
などの言い方はかなり強く違和感を感じます。
言い方だけの問題なのですが、そういった言葉はあまりよくないと思います。
お医者さんと深刻な病気の話しをしている最中に、来週手術するなら20%OFFで出来ますよ、って言われたらドン引きしないでしょうか?でも平気でそれを言っちゃう整体院や整骨院さんが多いです。なんでやねん!って話です。
初めての整体院に来て下さったのだから、初回のみ「初回限定価格」で対応させて頂きます、というだけの話だと思います。そこの言い方に力を入れないほうが良いと思います。マッサージ店、リラク店は問題ありません。整体院さんの話です。
整体師さんの学校やコンサル?でそういう指導があるのでしょうか?なぜかキャンペーンやお試しって言葉を好んで使う人が多いようです。すごくマズイ言葉だと思います。
整体メニュー料金の決め方・豊富すぎる問題
整体メニュー料金の設定で悩まれる方が非常に多いです。
なぜ悩んでしまうかというと「儲け」を考えるからだと思います。儲けというのは必ず後からついてきますので、ちょっとだけ「儲け」のことは横へ置いて、利用者さん目線で検討いただければと思います。
ショートコース、ロングコースみたいなことがあると利用者さんは悩みます。
利用者さんからしますと治るならどっちでもいいわけでなので、どっちが治るの?って話でして、結局長いほうが治るならショートコースいらないやん、それとも症状によってはショートで治るの?そんなの自分で判断できないよ、ということで、はっきり言ってしまえば、もどかしく腹立たしい気持ちになってしまい、とても嫌悪感を持たれる料金設定です。
メニューがたくさんあってもいいのですが、そうするなら絶対に悩まない分け方をされてください。
辛い症状の改善を考えている方→ 整体コース
リラク慰安目的→ もみほぐしコース
これならOKです。
または、メニューにAコース、Bコース、Cコースがあってもいいと思うのですが、初回料金だけはABCともに統一するとか、初回だけは初回専用Dコースにするなどの工夫が必要だと思います。
患者さんは自分がどのメニューに該当するかわからないと本当にホームページから離脱します。誰しも損をしたくないわけです。
マッサージはOKですが、整体院はリラクとは違うという理解が必要です。ホットペッパーさんにメニュー増やして!と言われて鵜呑みにしていないでしょうか?整体院さんはダメです。
なので、A、B、Cコ-スはそれぞれ「経費やコストや費やす時間」が若干違うのだと思いますが、それはわかるのですが、サービス業です。まして初回です。そこで細かいことを言っても...というのはあると思います。
ホームページの価格設定や言い回しはかなりデリケートな問題です。
損して得取れともいいますが、どちらが損をしているか熟考する必要があると思います。 あくまで「初回」のお話です。
ちょっと違う方向に行っちゃってる方がおられるのでお気軽にご相談ください。
整体院ホームページはランディングページ風にしないほうが
整体院さんのホームページはランディングページ風にしないほうが集客できると思います。これから新規で立ち上げる、リニューアルしたいという場合、ランディングページは除外の方向で検討されてみてください。
理由は3つあります。
理由1
深い意味ではなく流行りのバイオリズムのようなものです。 トレンドじゃないだけです。
LP(ランディングページ)は10年前の手法です。基本的に問題提起して「煽る」という手法です。ランディングページがなかったころはよかったかもしれませんが、いまはランディングページだらけ。煽ると引かれる時代なので注意です。
お金をかけて、よほど読みやすい感じに仕上げるのであれば別かもしれませんが、ランディングページ風(もどき)ですと、極端に集客が悪くなると思います。オーソドックスに見やすいホームぺージを。
理由2
ランディングページは、SEO対策できないので「リスティング広告」とセットになります。そこを理解されていない方が多いようです。ホームページはすでに持っていて、それとは別に期間限定などで「特定の言いたいこと」だけに広告費用を使って訴求するための手段です。
公式のホームページをランディングページにする意味はありませんのでご注意ください。永久に広告費が必要になってしまいます。※ランディングページがSEO出来ないのは一枚モノなのでページ遷移率がゼロになるからです。かといって、ランディングページにもかかわらず、ページ数を増やすと読みにくい・ごちゃごちゃしたモノになると思います。
理由3
ランディングページをやめたほうがいい理由。3番目のこの理由が一番致命的なので下記参考ください。
ランディングページには致命的な問題があります。
ランディングページのダメな理由の最後ですが、ランディングページというのはまず「問題提起」が必要です。
問題提起=こんな辛い症状で困っていませんか?
これに対し、順序よく1ページにまとめて説明していくパターンをランディングページと呼びます。
問題提起が無いのなら、ランディングページとは言えないと言っても過言ではありません。
その問題提起を「辛い症状でお困りの方」にしてしまうからです。それは 致命的なのでやめておきましょう。
▶集客できない整体院さんのランディングページ(ホームページ)
(典型的なパターン)
こんな症状でお困りの方~から始まり、
↓
お客様の口コミがたくさんあり、
↓
根本治療/改善します!と強くアピールし、
↓
他院でダメだった方は当店へ、
↓
キャンペーンで通常〇〇円が今なら~~です。
※現在は上記の流れと真逆のホームページを作りたい感じです。
一度思考をリセットして、辛い症状で困っている人などいない、そんな人はゼロだと仮定してみてください。見えてくる世界が本当に変わります。 マーケティングの世界では「ターゲティングを疑ってみる」と表現しますが仮説を立てて思考してみることが大切です。
たとえばウェブ屋さん。
格安8万円(仮)でホームぺージを作成します!他社より高ければご相談ください!
このウェブ屋さんのターゲティングは「安ければ売れるだろう」という仮説です。
それで集客がうまくいくならもちろん問題ありません。でも、集客できないならその「仮説」を疑う必要があります。
キャッチコピーを変えようという思考回路ですと、仮説を疑っていないので、また似たようなキャッチコピーになってしまいます。
キャッチコピーを変えるのではなく、そもそものターゲティングを疑ってみましょう。
安いウェブ制作というのは世間に求められていないのか?(安い/高いの問題ではないのかな?)という思考回路が必要です。
ビジネスに行き詰ったら仮説を疑うことをしてみよう。
上記例のウェブ屋さんなら、「もしかして格安制作に需要はないのかな?」「たしかにHPは自分で作れる時代だしな」「安ければ売れるという仮説を見直してみるか」、そういった感じで仮説を見直してからのキャッチコピー修正です。
(仮説の検証)
ホームページ制作に自分で挑戦している人が多そうな時代だな。でもワードプレスは導入で躓くだろうから、導入しやすいWixやJimdoが多そうだ。でもWixやJimdoの使いにくさを知らないだろうから困っているだろうな。
そうだ。Wixに挑戦している人に向けたアドバイスサイトを作ろう!
そうだなキャッチコピーは...
Wixで作る整体院のホームページ!集客はこのポイントを意識する!
といった感じで
そもそものターゲットを見直せばキャッチコピーの質が、オートマチックに大きく変わります。
ホームぺージメニューに使う言葉に細心の注意を。
パソコンなら画面の上部に並んでいるメニューバーのことです。スマホでしたら画面右隅などにある三本線マーク(メニューマーク)の中の文字(単語)の話です。
たとえば「初めての方へ」という単語。
この中に料金表があっても変じゃないですし、施術内容が書いていても変じゃないですよね?逆に書いてなくても変じゃないです(初回の注意点などが書いてあるケースなど)
つまりすごくわかりにくい言葉のチョイスなんです。「初めての方へ」
利用者さんが、目指している目的にたどりつきにくく、あちこちクリックする必要があります。
すごくストレスとなる書き方なので注意してください。
料金表
施術方法(何分間の施術なのか)
店舗アクセス
施術者(スタッフ)紹介
施術時間
休日・時間
問い合わせ
このようなわかりやすい言い方を心がけましょう。
付け加えるとしますと、施術時間は書いたほうがいいです。時間制の料金じゃないというのはわかりますが、利用者様も次の予定があります。目安は表示したほうがいいです。
あとポキポキしないとか、ソフトにとか、痛くないという表現はやめたほうがいいです。怖いという人がいるのはわかるのですが、逆に最近めちゃくちゃソフトに触る施術ありますよね?あれはあれでとてもイメージが悪く、それを連想してしまいます。
施術内容については触れなくていいんじゃないでしょうか?( もちろん詳しく書きたい方はそれはそれで〇)
整体院ホームページ集客:SEO対策の補足
■あえてSEO対策に関して言及しますと下記は代表的なNGです。いまのSEO対策はキーワードがどうこうということじゃないです。ページ滞在時間、ページ遷移率、直帰率、そういった総合判断になります。
- 「ダイナミックなデザインに」
- 整体院さんのホームページをダイナミックなデザインにする必要はないです。読込速度の低下に繋がりますし集客にはむしろ邪魔だと思います。直帰率に大きく影響します。
- 「ランディングページ風に」
- ある程度の文章量は必要だと思いますが、傾向として1ページに対して書くことが多すぎる整体院さんが多いです。様々な弊害を引き起こしている元凶なのでやめましょう。またページ遷移率がゼロになるので問題です。
- 「直帰率は何%でしょうか?」
- とりあえず40%切りを目指したいです。
- 「興味ある内容を書けているか?」
- お客様の声という枠のスペースを取りすぎで、そのせいですごく読みにくいホームぺージになっている整体院さんが目立ちます。お客様の声いらないです。他院の推薦状いらないです。虎の威を借る~的な、はっきりいうと、ちょっとうさん臭さが増してしまいます。
整体院ホームページにお客様の声・口コミは不要
ホットペッパーさんやエキテンさん、Google口コミ(マイビジネス)などなど、外部サイトからの"評価" という側面から、良い口コミはあった方がいいに決まっています。
でも、
外部サイトの良い評価、口コミをみて、ホームページに来てくれた人にとって、ホームページ内でまたそんなことを大量に書きますと、利用者さんは「もうええって」という気分になってしまいます。
逆にうそちゃう?とまで疑われることもしばしば。トップページの大事なスペースを、そんな無駄ことに使わないでください。
口コミよりも、整体の勉強会に参加している様子のブログや写真であったり、勉強不足であったことなどへの言及・次の高みを目指し前を向いている姿が伝わるようなブログなどがいいですね。
「他院でダメだった人は」当院へ
この言葉も非常に気になります。
どちらかと言えば「他院をけなしている」セリフにあたると思いますので、もう少しこう、なんていうのでしょうか、、他院さんを立てるといいますか、もし書くのであれば、横のつながりを感じるような言葉のほうがいいと思います。
自社をあげるために他店を貶す(けなす)ホームページはやはりよくないです。
横のつながりというのは、たとえばその症状ならあの先生を紹介しようとか、そう言った普段からの付き合いをホームページ上で見せるという感じです。
今日のお客様は症状がひどく、私の師でもある〇〇整体院さんに紹介状を書きました。みたいなブログあるほうが信頼できますよ。誰でも「できないことがある」ことは自然なことですし、投げ出さない姿勢が高評価です。
「返金保証」もやめたほうが
治らなかったら返金、という言葉もありますが、あまりよくないです。普通に考えて施術やってもらって、あまり効果なかったから金返せ、返金保証って書いているだろ、っていえないですよね。
言えないことをわかってて書いている、と言うちょっと「いやらしさ」のようなモノが伝わってしまいます。そういえばランディングページってよく返金保証を口にしていますね (笑)
整体院ホームページ:ファーストビューは重要
整体院さんのホームページでファーストビューという考え方は非常に重要です。
ファーストビューは利用者さんから見て「最初に開いた画面」のことです。パソコン・スマホ問わずスクロールしないで最初に表示される画面。
10人中7~8人は、ファーストビューで欲しい情報がないと離脱するというデータもあります。
コンビニのより多い整体院さん。
整体院がたくさんあることは利用者さんも知っています。ゆっくりしっかり見てもらえていると思わないほうが賢明です。
✔サイトが重くてなかなか開かない
✔ファーストビューに欲しい情報がない
✔初回料金と2回目からの料金はいくらなの?
✔何分の施術なの?
✔何駅なの?
こういったことがサッと見やすく表示されているでしょうか?
利用者さんは、欲しい情報がファーストビュー近辺で見つからないと、どんどん違う整体院さんのホームページを見にいくので注意してください。
ファーストビューで何か目を引くもの、または有益な情報などを整理しわかりやすく伝える必要があります。
情報を詰め込みすぎても読みにくいので簡潔にまとめる能力も必要です!SEO対策にも直結してくるので意識されてみてください!
最後にまとめです↓
整体院ホームページ制作のまとめ
整体業界はかなり厳しいレッドオーシャン市場(激戦区)が続いています。
日々、漁に出ないといけないリズムから脱却し、併せてイケス作り(地域地盤)を構築しましょう!ネット集客から脱却してもらいたいです。
整体院・整骨院・鍼灸院・治療院様へ
整体院、整骨院さんに一番お伝えしたいこと。
いわゆる「あはき法」についてです。
法律を守って欲しいという堅苦しい話ではなく「売れないから」ダメですよということを強くお伝えしたいです。
中途半端に「あはき法」をかいぐろうとする姿勢がいちばん集客の邪魔をしています。
誇大広告をやめて
イソップ童話の太陽のように
顧客心理を理解した、自然と人が集まってくる整体院を目指しましょう。
そういった整体院さんのお手伝いができればと思っています!
コロナ禍もあり、大きく時代は変わろうとしています。
昔は集客できた!
それを言っても始まりませんので、ぜひ一緒に「時代の変化」を乗り越えましょう。挑戦にこそ勝機ありです!
誇大広告が無くても「集客できるホームページ」
それを実現するために、弊社も譲れない部分があることをご理解頂ければ嬉しいです。
Googleも本気で整体院・整骨院業界へメスを
Googleが本気で整体院・整骨院業界にメスを入れ出したことをご存じでしょうか?誇大広告を徹底排除する意向です。
Googleポリシーの変更:
簡単に要約しますと、整体院や整骨院が利用者の不安を煽るような広告を禁止するということのようです。加えて当院・診療・治療・患者といった病院をにおわすような表現もすべて広告禁止とする(または制限付き配信)見通しです。
これはGooglePPC広告(パーソナライズ広告)の話ですが、いま整体業界は思うようにリスティング広告を打てなくなっています。これがSEOに影響しないと考えるのは楽観的すぎると言えます。
どんな言葉ならOKなのか?
ということでなく、そういう医者っぽいことはやめましょう、という根本的な話と解釈したほうが良さそうです。
医者っぽいことをやめるとは?
当院ではな→ 当店
患者さんではなく→ お客様
初診ではなく→ ヒアリング
診察時間ではなく→ 営業日
症例・主訴ではなく→ 状態
具体的な病名や症状名・薬名 → HP上で使わない(重要)
院長・先生ではなく→ 整体師・スタッフ・代表
法律の話ではなく、
カフェもホームページ制作会社も整体院もみんなただのお店(ショップ)です。医者じゃない。これに気が付けた整体院が大きく売り上げを伸ばしていくことが予測されています。
【整体院集客の強い味方!整体院検索サーチ】
当社で対応できないケース
当社のウェブサイト制作ですが、すべての整体院・整骨院・治療院・鍼灸院・マッサージ店様に対応できるわけではありませんのでご了承ください。
慢性的な症状への保険適応
整骨院さんへのお話となりますが、保険+自費施術のミックスメニューで考えている方はダメです。完全にセパレートしているならOKです(神戸市が治療院の在り方について特に厳しいため:市によります)
なんとか治せるって言いたい
あまりにも「治す/治せる」っていうことに拘りすぎている整体院さんは難しいです。未病へのアプローチ・より健康へといったコンセプトが必要です。「根本治療を謳わないといけないような利用者層」にフューチャーするのはやめましょう。
本当に専門院?
肩こり専門・腰痛専門...などの〇〇専門院。 本当に専門院であればいいのですが、整合性が取れなくなってしまう治療院があります。
トップページを長くしたい方
ランディングページ風、トップページを長くしたい方。時代に合っていないので集客できるホームぺージは厳しいです。
電話番号を目立たい
電話番号のスクロール固定や、大き目の表示を望まれる方。マッサージ店さんであればやるべきなのですが、整骨院さんや整体院さんだとダメなんです。このことの理解が必要です。
複数店舗の経営
複数店舗がある場合は対応できません。オーナー様が自ら施術し患者さんと向き合っている。当社はそういった整体院さんを応援しているHP制作会社です。
NOP合同会社
メールは24時間、お電話は土日祝除く9時-18時です!
078-862-9945・メールはこちらクリック
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レッドオーシャン市場で「溺れないで!」
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業界内にいると気が付かない!?
その集客方法はダメ「整体院さん編」
なぜデメリットを話さない!?
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