SSL認証がSEOに及ぼす影響について

URLの書き出し部分
http://~のところにSをつけるかつけないか。

 

http://~
https://~

 

Sは認証サイトであることの証明となります。


認証レベルはEV認証や企業認証、ドメインレベル認証など様々ありますが、簡単にいいますと「運営者の住所確認」が取れるという意味の安全と、サイトの「通信暗号化レベル」的に安全であるサイトということを第三者機関が証明することになります。(それだけいい加減なサイトが蔓延している現実があります)

 

認証を下す第三者機関とはセコムさんをはじめ、シマンテック社などの、もともとセキュリティ関連の企業が行っていることが多いです。

 

どちらかというと従来は
クレジットカード情報の入力画面などをはじめ、物販サイトのみに導入されていたといっても過言ではありません。

 

しかしgoogleさんの方針で、約1年ほど前から
すべてのサイトにSSL認証の導入を。という動きがありました。それに加えて2017年1月より最新ブラウザ(クローム)ではSSL認証を受けていないサイトに対して「安全ではないサイト」の表示をすることを決めました。いよいよ本気かな、という段階です。

 

認証を受けるには費用が発生します。

どこの認証会社で認証を受けるか、または認証レベルによって料金はバラバラです。年間数千円から10万円程度。Xサーバさんなど一部、無料導入が可能なサーバーもありますが、Xサーバー自体が割高なので、サーバー変更を行ったとしてもその分割高にはなりますので、一般的に導入にはいくらかの費用が発生するとご理解ください。

 

SSL認証がどれほどSEOに影響を及ぼすのか、具体的な数値による発表はありません。100分の0.1かもしれませんし100分の10なのかもしれません。

 

しかし
影響がある、と言い切った以上は対応するべきであると考えております。

 

いままでもそうですが
googleさんは公式にアナウンスした事案につきまして、徹底的に行っていく傾向があります。SSL認証が実際に必要かどうかは別としまして、httpサイト(ssl認証を受けていないサイト)を淘汰したい考えがあるようです。

 

注意点としまして

せっかくSSL認証を受けてご自身のサイトがS付きになった➡ご自身のサイトから紹介しているサイトがある(協会や団体など)➡その協会や団体がSSL認証を受けていない➡そのリンク先をクリックしようとすると➡なんらかの警告が出るケースがある(セキュリティがダメなサイトに行こうとしているよ、的な)

 

ただし逆もあります。
SSL認証を受けている他社のサイトが、御社のサイトを紹介してくれている(リンクを貼ってくれている)➡誰かがクリックしようとしたときに➡御社がまだSSL認証を導入していない➡警告などが表示される➡クリックしてもらえない

 

★警告の表現方法については2転3転されることが予想されます。ポップアップなのかアドレスバーに警告表示なのか。googleさんがどの程度「認証を受けていないサイト」を淘汰しにかかるかによると思います。現時点で明確なことは申し上げられない状況です。

 

アドレスが表示されている「検索バー」の頭の部分に鍵マークがついていればSSL認証を受けているサイトです。

鍵マークがない➡SSL認証を受けていないサイト

黒い鍵マーク➡ドメインレベル認証

緑の鍵マーク➡EV認証

です。

 

現在の状況が良いとも悪いとも言えない状況でして、当社的にはSSL認証を推奨している、というレベルのお話です。ご参考ください。

 

 

 

 

 

 

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